
数ある専門用語の中から、覚えておきたい単語をピックアップしました!
繊維長
コットンの繊維の長さのこと。一般的にコットンは繊維の長さによって、短繊維綿 (平均21mm未満)、中繊維綿(平均28mm未満)、長繊維綿(平均28mm以上)と分類されている。そして長繊維綿の中でも特に平均35mm以上の繊維長を持つコットンは、超長綿と呼ばれている。
超長綿
超長綿とは、平均繊維長が35mmを超える希少性の高いコットンのことで、コットン生産の大部分を占める中繊維綿などに比べて、高級なごく細い糸を紡ぐのに適している。
また確かな技術で紡績、編みたてなどの加工を施すことにより、自然な光沢、しなやかさ肌触りの良さ、強さを兼ね備える美しい生地に仕立てることの出来る素材で、代表的な超長綿としてエジプトのギザ綿、ペルーのピマ綿、アメリカのスーピマ綿西インド諸島の海島綿などがある。一致団結するならオリジナルTシャツ
番手(綿糸)
糸の太さの単位で、基準重量1ポンド(約453g)あたり単位長840ヤード
(約767.8m)の何倍になるかで表わし、綿糸の場合、数字が小さいほど紡績糸は太いということになる。
通常Tシャツ用としては40番手、30番手、20番手、18番手16番手が使用されることが多く、一般には20〜16番の太番手を使用したTシャツをいわゆる「ヘビーウエイト」と呼ぶことが多い。
度目、度詰め
度目とは、編目の密度を表現する慣用語で、度詰めとは密度を詰めて生地を
編みたてること。ただし、度目を詰めたからいい生地になるというものではなく
糸質、度目などの各編み機の設定、その後の染色過程など全てのバランスを
取ることに、経験や知識などが必要とされる。
染色
繊維製品の染色では、糸の段階で染める先染め、編みあがりの生地で染める生地染め製品になってから染める後染め(オーバーダイ、どぶ染め)などがある。
白度
白いTシャツの白さの度合いのことで、綿花の産地・種類・糸の加工・染料・染色工場の土地の水質などで白度は変化する。Tシャツでも、一見して白が美しくなくオフホワイトに見えてしまったり、洗いこむうちに黄色くなってしまうものも多い。
一方、蛍光染料を使用すれば一見すると白く染まるが、青白く自然な風合いが損なわれる場合が多い。繊維の芯まで白く染めるには長年の経験が必要で、業界では、「白を見れば、その工場(製品)の実力がわかる」といわれている程、大切。
染色堅牢度
着用、洗濯を重ねていった時の、色落ち、色あせの度合いを測る基準で、例えば検査機関である(財)日本繊維製品品質技術センター(QTEC)の場合、1〜5級で表わされ5級が最高となる。
PL法(製造物責任法)表記
PL法では、繊維製品にも、製造,加工または輸入した者は、自ら当該製造物の製造業者として当該製造物にその氏名(商号)、住所または電話番号の表示をすることを求めている。
これにより製造物の責任の所在を明らかにするだけでなく、消費者は万が一の場合の連絡が取れるメリットがあり、繊維製品の場合、通常は絵表示に表記して製品に取り付けられている。
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立体裁断
平面的な生地の裁断に対して、トルソー(人体)などを使い、人間の体に合わせて動きやすいよう立体によって裁断を行う方法。シンプルな構造のTシャツでも、肩、アーム・ホール・袖部分に立体裁断を行うことで着易さを向上させることができる。
一部の海外メーカーのTシャツでは立体裁断がされていない場合もあり、そのかわり大きめに作られている傾向がある。
セットインスリーブ
肩から脇に掛けてアームホールをとって袖を身頃に縫い付けたTシャツの基本スタイルである。
天地引き(裾引き)
Tシャツの裾や袖口部分に用い、生地を折り曲げて1本針オーバーロックミシンで縫い付ける方法。生地の表面には、小さな縫い目が現れるだけなので一見頼りなく見ますが縫い目の構造上、縫い目方向への引っ張り強度は平2本針縫製より優れ、伸縮性のあるニット生地には適している。
しかし、天地引き縫製は、縫製時の手加減などにより縫いはずれや逆に深く入り過ぎるということが起こりやすく縫製には熟練と経験を要する。
本縫いミシン
上糸(針糸)と下糸(ホビン糸)の2本の糸がループ状にからみ、縫い目を構成している。一つ一つの縫い目が独立して形成されているため、ほどけにくい特性があるが、縫い目そのものの伸縮度に欠ける為、Tシャツなどのニット製品に使用する箇所は、衿ネーム、絵表示ワッペンなどの叩きつけなどに限定されている。
オーバーロック・ミシン
Tシャツなどのニット製品の縫製で、2枚の生地の縫い合わせや天地引きなど広く使用されるミシン。縫い目の伸度が構造上、他の縫い目型式より大きいため引っ張り強度に優れ、伸縮性の多い生地の縫製に適している。
通常Tシャツでは1本針、2本針のオーバーロック・ミシンが使用される。
閂止め(かんぬきどめ、かんどめ)
縫い端などのほころびやすい箇所を丈夫にするための、専用のミシンで行う止め縫いのこと。バインダー衿の合わせ部分や、衿、袖口の平2本針縫製部分に閂止めを行う事が多い。Tシャツの歴史 Ority
スピンテープ、綿テープ
両肩の縫製をする際に、伸び止めと補強のために使用するナイロンや綿のテープ。Tシャツの場合スピンテープを使用し、2本針のオーバーロック・ミシンで適切に縫製されていれば強度的には問題ないとされている。
また表面に縫い目が現れず上品に見え、さまざまな型紙に適応できるためにレディース・ブランドやブランドのTシャツで良く使用される。